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高橋 和希(たかはし かずき、別ペンネーム高橋 一雅(たかはし かずお)、1961年10月4日[1] - 2022年7月6日[2])は、日本の漫画家・イラストレーター。東京都出身。血液型はB型。
幼少時の高橋は体が弱く、もっぱら絵を書いて過ごすような少年だった。藤子不二雄の漫画を読みふける一方で『ウルトラマン』などの円谷プロダクションの作品や『宇宙戦艦ヤマト』などのテレビアニメに刺激を受けていた。小学生の頃に放映された『タイガーマスク』などのリミテッド・アニメーションの技術を取り入れたアニメに刺激され、写実的な作画よりも適度なデフォルメを取り入れた方が洗練された物が描けると思うようになる。また劇画風、アニメ風など色々な作風を試したことが後の遊戯王の多様な作風に繋がる[3][6]。
『遊☆戯☆王』は、藤子不二雄Ⓐの『魔太郎がくる!!』や荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』などダークな側面を持つ漫画作品に影響を受けている。主人公・遊戯の格好は『シザーハンズ』の主人公エドワードのボンデージ・ファッションから、劇中で登場するソリッドビジョンのアイディアは『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に出てくるデジャリック[7]に着想を得るなど、SF映画の影響も大きい。「ゲームによるバトル漫画」を作りたいという信念の元、コンピューターゲームではなく、自分の趣味であるトレーディングカードゲームやテーブルトークRPGなどの互いに対面するゲームを取り上げ、ゲームによる友情を主題とした[8][9]。
カラーの作画は淡水性のインク、水彩やマーカー、コピックと経て、CGによる油彩調の作画に行き着いた。CGの描き方には、輪郭をハッキリと描いてから色を重ねていくと言うドゥルー・ストゥルーザンの手法に強く影響を受けている[3][10]。
自身を漫画家よりもデザイナーであると称し、漫画のコマを一つのデザインとして捉えるなど独自の発想を持つ。『遊☆戯☆王』連載中は、1000体以上のモンスターのデザインを作り上げた。全身が銃、薔薇でできたドラゴンなど自由な発想からくるデザインもシリーズの特徴となった[11][12]。
アメコミに対しては強い関心があり、サイモン・ビズレーを好きなアーティストとして挙げ、公式サイトではアメコミを題材にしたwebコミックを公開していた[3][10][12]。
2022年7月6日午前、名護市の沖合300m地点でスノーケリングの器具を装着した男性が漂流している状態で見つかり、消防によりその場で死亡が確認された[13]。死後数日経過していたとみられ[13]、名護海上保安署が身元を調べた結果、翌7日に遺体が高橋であることが確認された。高橋は単独で沖縄を訪れており、地元のレンタカー会社が高橋と連絡が取れないとして届け出ていた。遺体の発見現場から12キロほど離れた恩納村の農道で借りていたレンタカーが放置されており、運転免許証が残されていた[2][14]。
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